50歳近くになると
健康にだんだんと自信がなくなってきます。
そうならないように
色々努力はしているのですが、
診察を受けてみてびっくり、
産婦人科で子宮腺筋症だといわれました。
治療中ですが
症状やお薬について書こうと思います。
あくまでも、私個人の症状ですので
皆さんがそうだとは限りませんことご了承ください。
目次
子宮腺筋症になるまでの体の変化
いろいろ個人差はあり、
忘備録として書きますが、参考になるかはわかりません。
貧血がとにかくひどい
職場検診での血液検査で、要精密の再検査封書をもらいますよね、
第一にそこから始まっています。
元々、
学生の時から、鉄欠乏性貧血ではありました。
数値としては、
そんなこんなで、
貧血のお薬を処方していただきました。
私のその時の検診結果での数値は、
Fe(鉄)7μg/dL(→女性の基準値43~172μg/dL)
フェリチン1.2ng/ml(→基準値2.6~129.4ng/ml)
初めに貧血の治療薬として処方していただいたのは、
フェルムカプセル100mg鉄100mgと、
シナール配合錠。
でも、
一度飲んだだけでむかむかする、
吐き気がするという副作用でなかなか飲むことが出来ず、
逆に具合がもっともっと悪くなっていくのです。
フェルムカプセル→鉄欠乏性貧血の治療薬
シナール→抗酸化作用によって皮膚細胞の老化を防ぎ、コラーゲンの生成を促して肌のハリを保つ、ニキビによる皮膚の炎症を改善する
鉄剤の薬が飲めない。
具合が悪くなる。
そこで、先生に相談し処方を変更してもらうことに。
次に処方していただいたのが、
クエン酸第一鉄Na錠
クエン酸第一鉄Na錠
赤血球の生成に関わる鉄(鉄分)を体内に補充することで、主に鉄欠乏性貧血による頭痛やめまい、息切れなどの症状を改善する薬
こちらもまた、とんでもないむかむかに耐えれず、
飲むことができませんでした。
次に、処方された鉄剤のお薬
フェロ・グラデュメット錠105mg
フェロ・グラデュメット錠105mg
赤血球の生成に関わる鉄(鉄分)を体内に補充することで、
主に鉄欠乏性貧血による頭痛やめまい、
息切れなどの症状を改善する薬
実際、
私と同じような副作用で
鉄剤が飲めないという方が結構多いようです。
お薬手帳を確認してみると
結構、ありとあらゆる鉄剤のお薬を
試していますね(笑)
点滴か・・・
私には鉄剤を飲むこと以外にも
はい、と即答できない理由がありまして。
とにかく血管が細いんです。
今まで採血、点滴、となれば手首か、手の甲から。
でもしょうがない。
覚悟を決めて、まずは1週間、出勤している平日のお昼休み
1時間で
フェジン+生食100mlの点滴をしてもらいました。
血管が痛く、青あざだらけになりながらも
頑張った結果、数値は正常の範囲内に!
点滴はお薬を飲むより即効性がありました。
生理の量が半端なく多い
貧血になるくらいなんだから、生理痛、
それに何といっても毎月、大量の出血。
特に吐き気と頭痛。
オムツみたいな、
40センチ以上の特大サイズ生理用ナプキンを
一袋必ず職場に常備していないといけないほど。
しかも、毎日が多い日。
それがいつも10日くらいは続きます。
それでまた大量の出血をするわけですから、
フラフラになるわけですよね。
生理痛が酷い
毎月来る生理痛が恐ろしく、
特大サイズ生理用ナプキン以外に常備しておくのは、
鎮痛剤。
常にポケットに入れて持ち歩いてるほど。
しかも、ロキソニン以外に効くものはありませんでした。
いまだに手放せずに
ずっと持ち歩いています。
6時間おきに、もう時期痛み出現とカウントしたら
すぐに飲みます。
鉄剤点滴の効果も数か月
数か月すると
またフワフワとエレベーターに乗ってる感が
戻ってきます。
そんな時、また採血すると
数値が下がってきてるんですよね。
標準値をキープできたのは
およそ半年。
翌年の検診で再び要精密の封書をいただくのでした。
鉄剤点滴をしていただく
看護師さんの、
その一言で、
そうよね、生理酷いしな、
婦人科を受診してみることにしました。
婦人科受診。子宮腺筋症と診断されて
出産以来、産婦人科に行くことになるとは・・・
と、
思いながらも
貧血がなかなか治らない、
生理の量がこの年にして多すぎる、
条件はいろいろそろっている
看護師さんに言われるままに受診してみました。
もちろん、内診はあります。
婦人科受診する。
何が嫌かと、皆さんそれが一番嫌なんですよね。
すぐに、
あなたは、子宮腺筋症ですねと告げられました。
子宮内膜症とはよく耳にしますが、
子宮腺筋症?ってなんだ?
子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)
子宮内膜に似た組織が子宮の壁である子宮筋層内で増殖し、
子宮全体または筋層の一部が厚くなり、子宮が腫大する病気。
30代後半から50代にかけて病変が大きくなり、症状が出現してきます。
子宮内膜症のように強い月経痛を引きおこしたり、
子宮筋腫のように月経量が増え貧血になります。
〇点鼻薬での治療
ブセレリン酢酸塩15,75㎎点鼻液
子宮筋腫に基づく症状の改善、子宮筋腫の縮小。
1日3回1噴霧ずつ点鼻するのを
忘れないようにしないといけないのが面倒ですが、
後に慣れてきます。
2か月ほどすると、
生理が止まり、改善したら生理が再開するという、
先生のお話でした。
特に体調が悪くなるような、点鼻薬の副作用もなく、
ただ
生理が一時的に止まることに対して
プラセンタを打つことを勧められました。
点鼻薬を始める。
1日3回の点鼻。
忘れる
〇新薬「レルミナ」の処方
しばらく点鼻を利用していたのですが、
難点は1日3回しなければならないこと。
そうしているうち
婦人科の先生より
子宮筋腫、腺筋症の新薬を勧められました。
はじめての処方時に8000円の所持金があったにもかかわらず
お金が足りなかったこと。(笑)
副作用としては、
生理がおわらない。
私の場合ですが36日生理が止まりませんでした。
それ以外の副作用的な症状はありませんでしたが、
人によってはほてりがあり、
結局は生理を止めるわけですから、
偽更年期障害に陥ってしまうということでしょうか。
先生に相談するのも遅いですよね、
生理が結局止まらなかったため相談することにしました。
早く教えてくれよ!!!!
止血剤を処方され、
レルミナは中止。
点鼻薬に薬を戻すことになりました。
生理が止まると更年期と同じ症状になるため
点鼻薬の効果も不明。
2から3か月で生理がいったん止まるといわれるが
止まらないうえ、
生理不順、不正出血がある。
勧められた『プラセンタ』とは?
プラセンタとは、胎盤のこと。
プラセンタは、
となり、
500円で注射していただけます。
プラセンタとは胎盤のことで、
プラセンタ注射することで、
ヒトの胎盤から抽出した成長因子やさまざまな栄養素を注入し、
健康へと導く治療法です。
更年期障害や自律神経失調症、しわ改善、白髪の減少などに効果があると言われています。
主に私の通院している婦人科で扱われている
プラセンタは、
メルスモンと、ラエンネックというもので皮下注射になります。
はじめは注射する間隔を短く!
プラセンタを打ち始めは、
1週間に2回ほど詰めて、
4週後は、1週1回のペースで打つことが効果的だと
先生はおっしゃっていました。
なので頑張って通いました。
男性にも効果がある!
婦人科といえど
男性患者様もプラセンタ注射だけに
来院されている方が多いということに驚きです。
増毛に効果があると先生はおっしゃっておりました。
婦人科の病気『子宮腺筋症』と言われてまとめ
まだ、
点鼻治療にもどしてから2か月程度。
今は生理が止まっている状態で、
週に1回プラセンタ注射に通っています。
調子は悪くないですし、
点鼻を忘れることもほぼなくなり、
特に生理痛のような症状もなければ
順調に治療が進んでいるのではないかと思います。
少し、
婦人科へ行くことに躊躇しますが、
年に1~2回は婦人科検診をした方が良い
お年頃だと感じました。
わたくしごとで参考にはならないとは思いますが、
生理の量が40すぎて多かったり、
生理痛が半端なくひどいときは受診をお勧めいたします。